フィリピンの若者事情

アジア

オンラインで海外の先生とレッスンをしていると、ビックリすることが沢山あります。

I took a shower.

私の英会話レッスンは、「Hello! Good morning, how are you ?」から始まるのですが、私は毎朝、レッスンを受ける前にシャワーを浴びるので、「I just took a shower.」と言い返すと、「朝から寒くはないの?」と返ってきます。

フィリピンでは、シャワーというと、冷たい水をイメージするようです。

さらに、「シャワー」とは言いますが、実際は手桶のようなもので、水を汲んで体にかけることを「シャワー」と言っているようです。

携帯電話~スマホ

次に携帯電話ですが、フィリピンでも若い人たちは、だいたいスマホを持っています。

ところが、これはつい最近です。

スマホを手にするまでは、彼らが実家の両親や兄弟と連絡を取るには、郵便しかなかったようです。

固定電話は普及しておらず、まさか伝書鳩でもないでしょうから。

10年前に、専門学校に通っていた彼女(M氏)の話が、当時の話をしてくれました。

父兄参観に、親が参加できるかどうか確認するのに、郵便で案内の書類を送るのですが、親から返事が来るまでに2週間がかかったそうです。

それから、わずか10年。彼女たちも今では、スマホで家族と連絡を取るだけでなく、SkypeやZoomを使って英会話レッスンのアルバイトをしたり、調べたいことがあれば即座にGoogleで解決します。

むしろ、英語が堪能なフィリピン人の方が、私たち日本人より、ネット検索で得られる情報が多く、スマホを上手に使いこなしているようです。

ただ、電力供給は安定しておらず、昨年暮れ(20021.12)の台風では、1か月近くも停電が続いたエリアも有りました。

この時は、セブの中心街にある英会話スクールに通えない先生たちは、何日間もレッスンを休みました。中には、家でネットにつながらないので、スマホを持って街の広場に出て、そこのWiFiを使ってレッスンを提供する先生も現れました。

ただ、公共の場ですので、周りの人の声や、台風で壊れた造作物を修理する作業の音などが入って、集中してレッスンを受けられませんでしたが。

Jollibee(ジョリビー)のフライドチキンライス

フィリピン人も、若い人は自分で料理はせずに、コンビニに行ったり外食が多いようです。

日本のお寿司屋や、ラーメン店も多いようですが、値段が高いので、若い人に人気があるのが、McDonald'sならぬ《Jollibee》とのこと。

フィリピンのJollibee(ジョリビー)

日本人はお米が主食なので、どこのレストランに行っても、注文すれば「ごはん」が食べれますが、McDonald'sやKFC(ケンタッキー)には、「ごはん」はありませんね。

ところが、フィリピンでは、McDonald'sも《Jollibee》も、「ごはん」を注文できます。

特に人気なのが、《Jollibee》のフライドチキンとライスのセット。

ライスは、McDonald'sのハンバーガーのような紙に包んであって、包みを開くと白いライスが出てきます。

Jollibeeで人気のフライドチキンライス

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