ワインの名前を覚えられなくて困っていませんか?
『世界で一番わかりやすいお酒の選び方』
私は、この本を読んだだけで、ワインに対して自信がつきました。
友人の結婚式に出た際に、同じテーブルに座っていた大学の教授から褒められました。
『世界で一番わかりやすいお酒の選び方』
ご自身で買って読んでいただくのが一番良いと思いますが、お時間のない方のために、この本の中で言われている、この6つのワインを覚えれば大丈夫という葡萄の品種を覚えましょう。
6つのワイン(品種) これだけ覚えれば大丈夫
カベルネ・ソーヴィニヨン(赤)
赤ワインのの主流です。フルボディーで飲みたいですね。お肉や濃い味の料理と食べる時は、このワインが合っています。ボルドー地区の品種なのでいかり肩のボトルの形をしています。
メルロー(赤)
カベルネ・ソーヴィニヨンに似ていますが、アロマ系のほんのり甘い、温かい香りがします。やはりフルボディーが美味しい。ボトルの形は、やはりいかり肩。
ピノ・ノワール(赤)
高級な感じのする、ミディアム、あるいはライトボディーの赤ワイン。透明感のあるルビー色で、滑らかな和磁歪のワイン。ブルゴーニュ地方の生まれなので、なで肩のボトル。
シャルドネ(白)
白ワインの7~8割は、このワイン。良く名前を聞くシャブリ/Chablisは、フランスのブルゴーニュ地方のシャルドネの一種。
ソーヴィニヨン・ブラン(白)
ニュージーランドやオーストラリアが有名。草原を走るアルプスの少女ハイジのような爽やかな飲みごこち。
リースリング(白)
ドイツのライン川沿いが主な産地。甘い白ワイン。細長いボトルをしている。
飲み比べるならこちら↓↓
ニューワールド
でも、いくらボトルのラベルを睨んでも、ラベルに葡萄の品種が書いてないと、上のどのワインかわからない場合が多いのです。
フランスワインやドイツワインは、大体書いてないのでわかりません。
これは、ヨーロッパのワインは歴史が古くて、色々の葡萄がブレンドされているので、ラベルには生産地やシャトー名、ヴィンテージ(作られた年)などが書かれているだけで、葡萄の品種はネットなどで調べないと出て来ないものが多いです。
一方で、歴史の浅いオーストラリア、ニュージーランド、チリ、カリフォルニアのワインは、ブレンドされてなく、1種類の葡萄で作られているので、ブドウの品種がラベルに書かれています。
ちなみに、これらのワインの産地のことを「ニューワールド」と呼んでいます。
値段も安いし、わかりやすいので、初心者は、ニューワールドのワインを飲んで、葡萄の品種による味の違いを確かめるのが近道です。
値段が安いのは、現地の賃金や、税金などが、ニューワールドの方が安いからで、個人的には3000円のフランスワインと1000円のチリワインが同じくらいの味かな~と感じています。
ワインボトルの形
ボトルの形は3種類覚えれば良いかな~と思っています。
いかり肩のボルドー型、なで肩のブルゴーニュ型、そしてリースリングなど甘いドイツワインによくみられる、細長い形のボトルです。
ボトルの形がわかると、大体どんな味か想像できます。
ボルドー型(いかり肩)
フランスのボルドー地方に多い、いかり肩のボトルです。
カベルネ・ソーヴィニオンやメルロー、シラー(ズ)などの濃い目(フルボディー系)の赤ワインには、このボトルが多いです。白ワインでも、ソーヴィニオン・ブランなどはこの形です。
グラスに注ぐ際に、ワインの澱をいかり肩の部分に残して、注ぐことが出来ます。
ブルゴーニュ型(なで肩)
フランスのブルゴーニュ地方に多い、なで肩のボトルです。
赤ワインだと、ピノ・ノアールのようなライトボディー系や、ロゼワイン、あるいは、白ワインの7~8割を占めるシャルドネは、この形です。
澱が少ないから、肩の部分が不要なのでしょう。
フルート型(細いボトル)
ドイツのリースリングや、凍結した葡萄から作る甘~いアイスワインなどが、このような細長いボトルに入っています。細いので容量は少ないですが、値段が高いものが多いです。
その他、ウィスキーのサントリーオールドのボトルのようなダルマ型や、スパークリングワインが入る、厚手のガラスを使ったボトルなども有りますが、大体が上の3つの形を覚えておけば、どんなワインかボトルから想像がつくようになります。
スーパーのワインコーナーに行ったら、手に取って是非確かめてみてください。
6品種のワイン 飲み比べ
説明を読んで頷くあなた。
実際に、この6品種のワインを、飲み比べ、見比べてみませんか?
スーパーで買っても良いですが、上の6種類が揃っていることは滅多にありません。
それに、1本1本買うと高く付きますね。
メーカーが違ったら、値段も違ってくるので、同じメーカーの同じブランでの飲み比べをお勧めします。
そして、ニューワールドのワインでないと、ブレンドされて、品種の区別が難しくなるので、入門編としては、チリ、オーストラリア、カリフォルニアなどの【ニューワールド】のワインをお勧めします。値段も安いですし。
オンラインでお手頃価格で買える、チリ産飲み比べセットを紹介します。
コノスル12本から好きなワインを選んでください。
今回は、赤ワインはメルローをお勧めしましたが、甘い匂いが苦手な人は、『メルロー』の代わりに『シラー』もお勧めします。
まずは、チリワインの代表的ワイン【コノスル】から、1本800円程度で自転車マークのヴィシクレタシリーズと、1本1200円程度でちょっと高級なレゼルバ・エスペシャルシリーズの飲み比べセットを探してきましたので、ご予算に合わせてお選びください。
【このサイトの中で、12品種からお好きな6品種を選べます】 |
【このサイトの中で、8品種からお好きな6品種を選べます】 |
また、最初は6本も飲めない、という方に、4本セットをお勧めします。
メーカーは、エル・ハワードというペンギンマークのチリワインです。このセットは、品種は決まっていて赤ワイン【カベルネ・ソーヴィニヨン】【メルロー】、白ワイン【シャルドネ】【ソーヴィニヨン・ブラン】の飲み比べが出来ます。
|
試しに、このエル・ハワードというペンギンマークのワインを1セット買って飲んでみました。
エル・ハワードの白ワイン(ソーヴィニオン・ブラン)と、私がこのサイトで紹介している、セブンイレブンで買える安くて美味しいワイン「アンデスキーパー(ソーヴィニオン・ブラン)」を飲み比べてみました。
アンデスキーパーは、冷やして飲むとピリッとしてとても美味しいのですが、エル・ハワードの方が柔らかさを感じました、少しトロッとする重みが感じ取れました。
ウィンナーとか何か「つまみ」があれば、アンデスキーパーはぐいぐい飲めて良い感じですが、ワインだけで味わうなら、しっとりしたエル・ハワードですね。
※アンデスキーパーは、2023年1月頃に廃版になっています。
コメント