東南アジア 週末弾丸ツアー体験記

アジア

東南アジアへは、金曜日の夜に羽田や成田から飛び立って、土、日とゴルフをして、月曜の朝にまた戻って来るという弾丸ツアーが可能です。

今はコロナで便が減ったので、運行していない便もありますが、私が直行便で行ったのは、バンコク(タイ)、クアラルンプール(マレーシア)、ジャカルタ(インドネシア)、プノンペン(カンボジア)、ヤンゴン(ミャンマー)です。ホーチミン(ベトナム)は、家族を連れて台北経由で夜を楽しんでから行きました。

各国の特徴を簡単にまとめましたので、何処に行こうか迷っている方は参考にしてください。

微笑みの国 タイ(バンコク)

タイは東南アジアの中で、日本人が一番親しみやすい国ではないでしょうか?

英語で話せる人が多いのと、日系企業も多いので、日本人向けのサービスも頻繁に見かけます。

タイの夜の繁華街で、パッポン通りは有名ですね。ゴーゴーバーやパブなどが両サイドに立ち並び、夕方になると着飾ったお姉さんたちが通勤で集まって来ます。

誰もが知っているパッポン通り。

しかし、少し通(ツウ)になってくると、タニヤ通りやカウボーイ通りがあるのも分かって来ます。

タニヤ通りは、パッポン通りのすぐ隣に、並行してある通りで、日本人向けのお店(例えば、すし屋やラーメン屋)も立ち並びます。日本語が通じるお店が多いです。

一方で、欧米人に人気なのが、地下鉄で5駅くらい離れたところにある、カウボーイ通り(ソイ・カウボーイ)。欧米人が好きそうなバーやクラブが集まっています。ここでは、英語でないと通じません。

ゴルフ場は、バンコクの中心から車で1時間くらい離れれば、$50~$70くらいのところが沢山あります。

ただ、渋滞がひどいので、タクシーを拾うとしても、断られることが多いので、ホテルで予約をしておいた方が良いでしょう。

クラブハウスの前に、若い女性のキャディーさんが、何人も立っているので、自分の好きな人を選べます。

タイは、英語も通じて、ゴルフも比較的安く、食べ物もトムヤンクンやグリーンカレーなど、日本人になじみの多い料理が食べれるので、初めてのアジアとしては行き易い国かと思います。

イスラム教の国 マレーシア(クアラルンプール)

イスラム系の人が多いのが特徴。黒いスカーフのような布(ニカーブ)を被った女性を至る所で見かけます。

これは、タイとは全く違う風景。

首都のクアラルンプールは、とても発展していて、高いビルディングやレストランが立ち並びます。

が。。。。

ここでは、イスラム教の女性は、夜の仕事が禁じられていると聞きました。

そこで、バーやレストランで働いている女性は、中国やインドネシアからの出稼ぎの出稼ぎが多く、中国語を勉強していた私は、ここで中国語が役に立つとは驚きでした。

ゴルフ場も、グリーンまでの距離を表すヤード杭が、メートル表示のところもあるので注意。

メートル表示では、『ヤード杭』とは呼ばないですね。

キャディーさんとのやり取りで、ヤードで言っているのか、メートルで言っているのか、ものすごく混乱します。

渋滞がひどい インドネシア(ジャカルタ)

インドネシアでは、ジャカルタにゴルフに行きました。

日本人でジャカルタに仕事で何年も住んで、定年後もそこで若い奥さんを貰って住み着いているという『Nさん』にコーディネートして貰って、3泊4日のゴルフツアーに行ってきました。

ホテルからゴルフ場、ゴルフ場からマッサージ、マッサージからレストラン、とすべてNさんの運転するバンに乗って移動したのですが、とにかく渋滞がすごい。

目指していたマッサージ店が休みだったので、別のマッサージ店に行くのに、渋滞で1時間も掛かったり、とにかく朝から晩まで、車に乗りっぱなしの感じでした。

最近、インドネシアの首都移転の話が出てますが、こんな風だから、当たり前かと思います。

韓国人と行った カンボジア(プノンペン)

カンボジアは共産国なので、日本人には馴染みが薄いのではないでしょうか。

日本人が観光で訪れるのは、首都のプノンペンではなくて、世界遺産アンコールワットを見に、シムリアップに行くのが多いのではないでしょうか?

私たちは、ゴルフ好きな韓国人に誘われ行くので、プノンペンです。

私の場合、もう5回くらいカンボジアに行きましたが、いつもゴルフ目的なので、アンコールワートも市の中心にあるポル・ポト政権の虐殺博物館などの観光名所には一度も行ったことがありません。

そして、韓国料理のレンストランばかり行くので、カンボジアの伝統料理にはあまり辿り着けないでいます。

ゴルフ場には、韓国人の経営しているツアーコンダクターに、マイクロバスで連れて行って貰い、プレー後は彼らの経営するマッサージパーラーで(まじめな)マッサージを2時間くらいやってから、レストランに行きます。

毎回2,3泊しますが、そのうち1回は、北朝鮮レストランに連れて行って貰って、韓国料理(で無くて、朝鮮料理?)を食べて、焼酎飲んで、美女が歌ったり踊ったりするのを鑑賞します。

北朝鮮レストランは撮影禁止なので、美女の写真は持ち帰れません。また、同行の韓国人たちは、美女と会話を楽みますが、我々日本人は笑顔だけですね。

そんなことも、韓国語を勉強するモチベーションになっています。

ゴルフ場は、グランドプノンペン、ロイヤルプノンペン、ガーデンシティーなど、いくつか行きましたが、どこも良く整備されていて、キャディーさんたちも陽気で楽しく回らせて貰いました。

ちなみに、キャディーのチップは大概 $10お渡しています。

今は行けなくなった ミャンマー(ヤンゴン)

ミャンマーは今まで3回行きました。

それまで、韓国人の友人に連れられて、マレーシアやカンボジアに行きましたが、ずっと韓国料理ばかりだったので、今度は日本人だけでどこかに行こうということで開拓したのがミャンマーでした。

1回目は知り合いから、日本人向けの現地の旅行代理店を紹介して貰い、下見を兼ねて一人で行ってきました。

夕方ホテルに到着し、そのままシュエラゴンバゴダという、ヤンゴン中心の巨大な仏塔を見学し、ガイドさんと2人で、日本で言えば居酒屋というような店に行きました。

2日目は、一緒にバガンまで飛行機で行き、仏塔をいくつか廻って、最後に夕陽を見てホテルの近くの焼き肉レストランでガイドさんと2人で夕食。

3日目の朝にバガンからヤンゴンに戻り、ティラワ経済特区という日本企業も多く進出している工業地帯を見学。少しは仕事に役立つかと思い、まじめな視察も取り込みました。

4日目の最終日は、2018年に石川遼も参加したレオパレス21ミャンマーオープンが開催されたゴルフ場『パンライン・ゴルフ場』に行って、一人プレーを満喫。

終了後に空港近くのレストランで、ガイドさんと運転手に夕食をごちそうし、飛行機に乗って、翌朝に東京に着きました。

これが、1回目。

これで、コツを得たので、半年後に友人3人を連れて、ゴルフツアー。

ただ、この時もゴルフだけでは勿体ないので、マンダレーというミャンマーで2番目に大きな都市に行きました。

3回目は、それから2年後に、経営セミナーで知り合った、他の会社のお偉いさん4人を連れて、ゴルフ&観光ツアー。

この時は、インレ-湖という自然を楽しむために、やはり2日目に飛行機でインレーに飛びました。

どうして、3回も行く気になったかというと、1回目で知り合ったガイドさんが、ミャンマー人なのに日本語が上手で、日本で働いた経験もあって、ビジネスの話も出来て、移動時間もとても充実した時間を過ごせたからです。

2回目の時は、あまり良くないのですが、1回目の旅行代理店は通さずに、直接このガイドさんにお願いしてしましました。

これからも、色々な人を日本からミャンマーに連れて行こうと考えていたのに、2021年2月に起きたクーデターで、当分は観光で行けなくなったのが残念でたまりません。

家族と行った ベトナム(ホーチミン)

ベトナムは、娘と息子を連れて、3人で行ったのが最初で最後です。

東京からの直行便が無かったのと、少し欲張って、もう1か国廻りたかったので、台北での乗り換えで1泊し、夜の屋台やマッサージ店に子供(もう20歳は過ぎていた)を連れて行ってから、翌日朝にベトナムへ飛びました。

ホーチミンでは、HOTEL WORLD(5つ星)に、家族部屋を取って宿泊したのですが、3人で1泊朝食付きで1万円かからずに宿泊出来ました。

朝食はバイキングで、伝統的なベトナム料理が楽しめたので、大満足。

昼は、日本語が話せるガイドを雇って、プライベートで観光。 

こちらは宿泊代より高かったような気がしましたが、船にも乗って大満足。

とても、コスパの良いツアーを経験しました。

家族だったので、ゴルフ場には行けていませんが、たまには家族を喜ばすのも必要ですよね。

まとめ

こんな感じで、大体がゴルフを兼ねてのツアーなのですが、アジアで良いのは、プレー費が安いだけでなく、ホテルも安い。かつ、食べ物が日本人の味覚に合っている。

食べ物の味は、日本から距離が離れれば離れるほど、違ってくるというのが、私が導いだした法則で、イギリスよりもドイツ、ドイツよりもモスクワ、モスクワよりも東南アジアの料理が、口に合います。

今はまだ、コロナで海外に行くのが難しいですが、いずれまた、直行便の本数も戻れば、週末を使ってこれtらの国に行って、リフレッシュして来たいなー、と思っています。

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