グリーンまでの距離、どうやって測っていますか?
私は、『ポケットに入れて持ち運びできるタイプ』の、GPS距離計を持っていましたが、
- 何回もコースで落として、失くしそうになった
- ズボンのポケットに入れると、重さでズボンが下がってくる
- (友人が使っていた)無料のスマホソフトの方が使いやすそうだ
こんな不満を抱えていたので、『腕時計型GPS距離計』に買い替えることにしました。
最初は、「ふるさと納税」を使って、『腕時計型GPS距離計』を手に入れようと思ったのですが、種類が少なかったので、何が良いかググっていたら『ガーミンApproach S62』にたどり着きました。
「ふるさと納税」には無かったので、お金を出して買いまいたが、今はとても満足しています。
ガーミン Approach S62を使い始めて、1年半(廻ったコースは100以上)の私の体験談です。
ガーミン Approach S62を使って満足していること
ちょっと不満も有ります。
でも、まず満足していることを紹介します。
電池持ちがいい
S62以前のタイプ(S60まで)を使っていた友人は、100%まで充電しても、1ラウンドしか持たないと、不満を言っていました。
私は、ネットで、S62は充電性のが改善されたと読んだので、信じて買ってみましたが、
- 充電速度がとても速い
- 1回充電すると、3ラウンドまで持つ
- ラウンドしないで、普段の時計で使うと1週間は持つ
と、電池性能に関しては全く不満を感じていません。
S60は電池の持ちが良くなかったのですが、S62でさらに大幅に改善されました。
2泊3日3ラウンドのゴルフ旅行でも、出発の前日に充電しておけば、充電ケーブルを持って行かなくても電池が切れることはありません。
ビックリです。
。
※2023.9
S62を使い始めてもうすぐ3年経ちます。
すでに、250回以上のラウンドで使用していますが、グリーンとの高低差を考慮した距離は、時々私の感覚と違う値が表示されて不信感を抱きますが、その他はすべて満足しています。
今では、普段も時計としてガーミンを腕に着けていますが、基本的には毎晩寝るときには、はずして充電しています。充電するのを忘れても3日くらいは持ちます。
また、ラウンドする際は、今でも2ラウンドは持ちます。
その他、3年経った今でも使う機能は、プレー中では、グリーンセンターまでの距離、エッジまでの距離、取り出したクラブの平均飛球距離、スコアーの入力(パター数、ペナルティー数も)、ピンが見えない時にピンの方向を示すピンポインターなど。
プレー後は、データを保存すると、携帯電話上で、コースマップ上で自分がどういうプレーをしたか振り返っています。
また、普段の生活では、朝はバイブで目を覚ましてくれるし、歩いた歩数、心拍数も時々見ています。ウオレットとしての利用はしていません。
最近は、円安のせいかS62でも6万円台で買うのが難しくなったみたいで、いつまでも使い続けたいと思っています。(2023.9.11記)
ボールの飛んだ距離と道筋がわかる
グリーンまでの距離だけではなく、自分の打ったボールの飛んだ距離がわかります。
腕時計タイプですので、ボールを打った衝撃を腕のセンサーが捉えて、どの位置で打ったかを認識するので、歩きながら(電動カートで移動しながらでもOK)、前回に打った地点から現在位置までの距離をずっと表示してくれています。
これは、第2打(あるいは第3打)を打つ地点まで行くと、第1打(あるいは第2打)のボールが飛んだ距離を示していることになります。(何ヤード飛んだのか、即座にわかります。)
また、この地点でボールを打つので、ガーミンは、第1打、第2打、第3打と打った地点と飛んだ距離を覚えていてくれます。
打つ度に、どのクラブで打ったかを聞いてくるので、選んであげれば、この図のように、ボールの飛んだ軌跡の他に、クラブの種類と飛んだ距離を示してくれます。
後で説明しますが、CT10というセンサーを、グリップエンドに付けておけば、毎回打ったクラブを選択する必要は無くなります。
この図は、『樋口久子三菱電機レディストーナメント』が毎年開催されている、『武蔵丘ゴルフコース』の17番ホール。私がどう廻ったかを、スマホとパソコンで見れます。プロは2打目で池を超えますが、私は念のためにSWでレイアップをして、3打目で8iでグリーンに載せたのがわかります。
また、何回かコースを廻ると、(CT10)を付けていると、クラブを取り出した瞬間に、そのクラブの平均距離と最大距離が時計に表示されます。また、『バーチャルキャディー』をONにすると、次に何番のクラブで打ったら良いかも教えてくれます。(余計なお世話ですが。)
コースを廻ると、(CT10)を付けていると、クラブを取り出した瞬間に、そのクラブの平均距離と最大距離が時計に表示されます。また、『バーチャルキャディー』をONにすると、次に何番のクラブで打ったら良いかも教えてくれます。(余計なお世話ですが。)
2023.9
『バーチャルキャディー』は、ほとんど使っていません。風向きや、その日の調子も違うので、使うクラブは自分で判断してます。CT10が付いていると、打った後にどこクラブで打ったか教えなくて良いので、プレーに専念できます。ただ、打った衝撃か、バッグにしまい込むのが雑なのか、いつの間にかCT10のキャップが取れてしまって無くしてしまいます。
補充で安く売っているところを探しますが、メルカリでも1個3,000円くらいしてしますので、壊れると大ショックです。内部のアルカリ電池も、100円ショップのだと、すぐに使えなくなります。(CT10は便利ですが、維持するためには結構お金が掛かります)
ラウンド中に使うその他の機能
距離計ですから、ピンまでの距離は当然わかりますが、私の場合、ラウンド中には次のような機能を使っています。
グリーンエッジやハザードまでの距離
グリーンのセンターまでの距離だけでなく、グリーンエッジまでの距離もよく使います。
また、池やバンカーに入れないための距離や、超えるために必要な距離もチェックします。
何もしないと、グリーンセンターまでの距離が表示されますが、ピン位置をずらして入れておけば、ピンまでの距離もわかります。私の場合は、面倒くさいので、ピンまでの距離は、センターからいくつズレているか調べて、暗算します。
ピンポインター
打上げのコースで、グリーン上のピンが見えない時には、一緒に回っているメンバーにグリーンの方向を教えて貰うことがありますね。でも、一人で廻っていたり、他のメンバーが近くにいない時には、山をかけ上ってピンを見に行かなくても、ガーミンの『ピンポインター』機能を使ってピンの方向を確認します。
クラブ統計
それぞれのクラブの飛ぶ距離が確認できます。 以下のように表示されます。
・ドライバー 平均〇〇ヤード 最高〇〇ヤード
・スプーン 平均〇〇ヤード 最高〇〇ヤード
・6i 平均〇〇ヤード 最高〇〇ヤード
※ミスショットや、ハザードから出すために軽く打つショットもあるので、『平均』ってどこまでの平均を言っているのか、いまいち理解できていませんが。
平均距離は、CT10というセンサーをグリップエンドに付けておくと、クラブをキャリーバッグから取り出すたびに、手元のガーミンに表示されるので、「最近飛ばなくなったなあ」とか「おっ、平均距離が200ヤード超えるようになったぁ!」というような楽しみ方も出来ます。
スコアー
各ホールの打数も入力しています。ホルアウトしたら、打数、パット数、ペナルティー数の3つを入力します。時々、入力し忘れますが、合計打数を見て、おかしいなと思ったら、前のホールに戻って修正しています。
スマートウオッチとしてのGarmin の使い勝手
ゴルフの距離計として購入したの、平日(月~金)は、普通の電波時計を腕にはめていたら、友人からガーミン持っているのに勿体ないと言われましたので、最近は毎日、朝から晩まで着けています。
ガーミンの時計の文字盤は、標準の時計のデザインでも使えますが、スマートウオッチとして必要な機能だけ選び出して、好みのデザインが出来ます。
全部紹介すると長くなるので、私が重宝している機能だけ紹介します。
心拍数で健康状態を把握
腕に付けていると、心拍数を計測し、その時間ごとの移り変わりをグラフで表示してくれます。
普段は、70bpm~80bpmなのですが、体調の悪い時や、社長から電話が掛かってきたりすると、「異常心拍数」と表示され、ガーミンがぶるぶる振動します。
これもまた、「ドキッ」として、身体によくないのですが、自分がどういうシチュエーションで緊張するのか、よく分かるようになりました。
また、毎朝の起床時間をセットしておくと、その時間に時計が震えだします。→必ず起きれます!
ウオッチフェイスで、自分だけのスマートウオッチを
上の写真は、世界中で唯一私だけのガーミンのデザインです。
ガーミンでは、何種類ものウオッチフェースのテンプレートから、好きなものを選んで、さらにそのレイアウトや、表示する内容を変えていけます。(有償のデザインも有ります。)
私の場合、表示させているのは、時間(分、秒)、日付、曜日、日の出、日の入、電池残量など。
また、健康管理として、心拍数(最大、最小)、歩数(万歩計)、消費カロリー、標準カロリーを表示しています。
携帯電話とBluetooth接続
すでに、アップルウオッチなどのスマートウオッチをお使いの方はご存じでしょうが、ガーミンも携帯電話とBluetoothで繋がります。
すると何が起きるかというと。。。。
- 誰かから電話が掛かってくると、振動と電話を掛けた人の名前の表示で知らせてくれる
- メールやLINE、Twitterなどの着信を、振動と表示で知らせてくれる
- 携帯にインストールしている情報アプリ(Yahooニュースなど)の最新情報が表示される
(為替や日経平均株価、日経新聞の主要ニュースなどの見出し) - スケジューラーに入れている予定の10分前(私の場合)に振動と表示で知らせてくれる
ちょっと、うるさい『世話焼き女房』のようですが、ウッカリと忘れていた会議などを、この振動で思い出させてくれて、とても助かったことが何度かありました。
ガーミン Approach S62 に今後期待したいこと(要望や改善点など)
私はガーミンS62を買って、1年半になりますが、とても満足しています。
値段を聞かれると、「えっ、そんなするの?」と言われますが、ドライバー1本に投資するくらいの金額ですから、十分ペイしてます。
でも、これが改善されたらもっと良いのに。。。。という点をいくつか挙げておきます。
ガーミンの商品開発部の方が見てくれていたら、嬉しいです。
高低差表示がおかしい
ガーミンS62には、高低差を考慮しての距離表示が有ります。
「上りの100ヤードですが、110ヤードのつもりで打ちなさい!」 あるいは、「下りの100ヤードですが、90ヤードのつもりで打ちなさい!」といった表示ですが、どう見ても「上り」なのに、「下り」のサインが出ていたり、その反対だったり、時々ガーミンに不信感を抱かざるを得ない場面に遭遇します。
もし、ガーミンの方が見ていたら、ご回答いただけると嬉しいです。:)
センサーCT10の電池が切れやすい そして値段が高い
本体の電池の持ちは、とても良くなったのですが、CT10の電池の消耗が速いと感じています。
リチウムコイン電池CR2032を使用していますが、スーパーで買うと2個で500円くらいするので、私は100円ショップで買うようにしていました。(2戸で100円です)
そのせいかもしれませんが、2,3ラウンドで反応しなくなります。
また、打ちっぱなしの練習場で、練習している際にも電池は消費されるのでしょうか?
今度、「サポートセンター」に問い合わせてみようと思っています。
サポートされていないゴルフ場が有ったが。。。
私のホームグランドは、埼玉県にある『オリムピック・ナショナル』です。昔、鶴ヶ島ゴルフ場と呼ばれていたところですが、ここがオリムピックに買収されて、昔のエーデルワイスと一緒になって、45ホールのゴルフ場として、生まれ変わりました。
私が、ガーミンを購入した1年半前は、ここのWESTコース(シバザクラ)が出来たばかりで、まだガーミンにデータが有りませんでした。
そこで、(変なことですが)ホームコース用に、レーザーの距離計を買ったのですが、同時にガーミンの「サポートセンター」に、その旨を伝えました。
そしたら、それから半年くらいしたら、データが更新されて、今ではオリムピック・ナショナル45ホールすべて、正確に表示されるようになりました。
ガーミン様・・・素早いご対応、ありがとう!
【まとめ】ガーミンは、ゴルフだけでなく、スマートウオッチとしても優れもの
『ガーミンApproach S62』は、ハッキリ言って、私が最近買った『買い物』の中で、一番満足している商品です。
ゴルフ以外にも、ジョギングやサイクリング、他の球技でも使えるようですが、私はこの中でゴルフにしか使っていません。それと、目覚まし時計、携帯との連動、心拍数です。
心拍数はどうでも良いと思っていますが、携帯との連動は役に立ちます。(立派にスマートウオッチの役割を果たしています。)
でも、これが出来るのは、電池の持ち時間がとても長くて、充電のために腕から外すことが3日に1度くらいしか無いからかな?
ゴルフの距離計としても、CT10にはまだ電気寿命の欠点が有りそうなので、最悪はCT10は取り去って、クラブの番手は手入力でも良いかなと思っていますが、それでも、プレー中に以下のことを教えてくれます。
- 打った距離
- グリーン(センターやエッジ)までの距離
- ハザードまでの距離
- ピンの方向(ピンポインター)
- 現在の時間(時計としての機能)
- 自分の携帯にかかってきた電話やLINEやメールに入った情報
また、プレーの後には、スマホを開けば、Bluetoot連携で、その日一日のプレーを振り返れます。
- コースレイアウト
- 打った位置
- 打った距離
- 番手
もっと、もっとゴルフをやりたくなる大事なアイテムになります。
ゴルフが大好きな、お父さんや彼氏へも、最高の贈り物になるでしょう。
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