先日、出社前にテレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」を見ていたら、気になるトークが有った。
社会人1年生・2年生のやる気が上がる上司・先輩のセリフ1位~6位は、以下だそうだ。
1位「君がいて助かった ありがとう」
2位「本当によく頑張った」
3位「なんでも相談してね」
4位「一緒に乗り越えよう」
5位「大丈夫、なんとかなるよ」
6位「よくそこまでできたね」
コメンテーターの玉川さんは、『小学生じゃないんだから、こんな褒めてあげなくても。。。』風な、きつめのコメントでしたが、私は、このランキングに疑問を持った。
性格統計学を考案開発した稲葉真由美さんによると、人間は次の3つのタイプに分けられる。
- ロジカルタイプ
- ビジョンタイプ
- ピースタイプ
そして、ロジカルタイプが40%、ビジョンが33.3%、ピースが26.7%となるというのである。
ロジカルタイプは、『具体的に褒められる』と響き、ビジョンは『すごい!』と大げさに褒めて貰いたく、ピースは『ありがとう!』と人に感謝されるのが嬉しいのだそうだ。
そこで、この社会人1年生・2年生のアンケート結果を、どのタイプに響く言葉か分類すると、こうなる。
1位「君がいて助かった ありがとう」・・・・ピース
2位「本当によく頑張った」・・・・・・・・・ビジョン
3位「なんでも相談してね」・・・・・・・・・ロジカル
4位「一緒に乗り越えよう」・・・・・・・・・ロジカル
5位「大丈夫、なんとかなるよ」・・・・・・・ビジョン
6位「よくそこまでできたね」・・・・・・・・ロジカル
このアンケート結果では、1位~6位のそれぞれが、何パーセントかが示されていないので、性格統計学のパーセントと合っているかは検証できない。
ただ、大事なことは、「君がいて助かった ありがとう」というのは、ピースタイプの人間には響く言葉であっても、ロジカルタイプには、あまり響かないかもしれない、ということだ。
すなわち、相手がどのタイプかを判別して、言葉を選ばないと響かないということ。
アンケート結果の1位の言葉が一番響いて、順次響かなくなっていくということではなくて、1位が響く人と、2位が響く人と、3位が響く人と、色々な人がいて、その人が『どの性格』かで、みんな違ってくるということをお伝えしたい。
この『性格統計学』を勉強すれば、職場だけでなく、家庭内の関係(子供、夫婦)も改善しますよ。
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